米Google の CEO、Dr. Eric E. Schmidt(エリック E. シュミット)氏は23日、PC Forumにて Google が1年以内にも同社のソーシャルネットワーキングサイト "Orkut"(オーカット)を Googleサーチに統合する考えがあることを明らかにしました。
(速報)
CNET ASIA によると、Schmidt氏は Googleサーチを補完する役割として Orkut を利用するとのことです。ユーザーがアルゴリズム検索を通じて最終的に到達する情報は機械ではなくて人間によって構築された情報です。従って時としてWebページを探すのではなくて、その道の専門家や知識を有する人物を探した方が的確な情報に到達できることもあります。
しかし現状の Googleアルゴリズム検索は情報は探せても人間は探せませんyね。そこで、コミュニティの集合体である Orkut を検索に統合することにより、ユーザーが自分が必要とする「情報」のみならず「人物」を探し出すことが可能になる、ということなのです。
「人が答えてくれる」という点では NAVER の「知識PLUS」や人力検索「はてな」がありますが、その路線でしょうか。確かに検索するより人に聞いた方が早い場面はありますからね。でも自分の周りに(欲しい情報に関する知識がある)人がいないとどうにもならないわけで。それを Orkut というソーシャルネットワーキングで補ってあげましょうということで、これは良さそう。「はてな」や「知識PLUS」だと、前提として専門知識を持っている人がいて、その人が自分の質問を見つけてくれないとどうしようもないですし、中には適当にぐぐって回答してくる困った人もいるわけで。そんな意味で Orkut がどういう風に Googleサーチに組み込まれてくるか楽しみです。
[Source]
Google to find place for Orkut network in search [CNET ASIA]