<速報> 検索エンジン業界でホットな話題の1つ「パーソナライズドサーチ」。これに Google もついに乗り出した。 Google Labs にて "Google Personalized Search" (グーグル パーソナライズドサーチ)ベータ版がリリースされている。
パーソナライズドサーチとは、検索者の過去の検索履歴や興味・関心に応じて最適な検索結果を表示するサービス。例えば「キリン」という言葉で検索した時、そのユーザーが過去に動物関連の情報をよく閲覧していたのであれば動物の「キリン」に関連する検索結果を表示する。一方でもし過去にアルコールやビール関連の情報を閲覧していたのであれば、企業の「キリン」に関連する情報を表示してくれる。
当然だが、このパーソナライズドサーチを提供する前提としてそのユーザーの個人情報が必要になる。では Google Personalized Search はその個人情報をどうするか。Google Personalized Search では「自分が興味ある話題」の情報を Google に与えておくのだ。
Google Personalized Search のトップページには、"create profile" というボタンが用意されている。ここで最初に自分自身のプロフィール情報を作っておく。Google ではまず最初に自分が興味・関心あるカテゴリを選択しておく。
選択するカテゴリはメインカテゴリとサブカテゴリ。
例えばBusiness/Industries →を選択すると、サブカテゴリが表れる。
サブカテゴリは複数選択が可能だ。
これを選択したら画面左の「Start Searching」を選択することでトップページに戻ることができる。これで検索をすると、普通に検索結果が表示されるが・・・
パーソナライズドバーと呼ばれるバーが検索ボックスの左下に表示される。このバーをスライドさせていくことで、検索結果の個別化の程度が変わる。例えば、パーソナライズドバーを最小にしておくと
このような検索結果になる。パーソナライズドバーを最大にすると
となる。検索結果の横に Google のボールが表示されているものは、パーソナライズドされたことで表れたウェブページとなる。
現状の Google Personalized Search はユーザーが興味・関心を持つテーマ・トピックを検索結果に反映させるだけのものだが、今度どう進化していくか楽しみだ。