パーソナライズドサーチが話題になっていますが、Eurekster の検索個別化の取り組みの1つを紹介します。
『過去に訪れたことがあるWebページにアクセスするために検索エンジンを利用することが多い』と触れましたが、この事実から、検索結果を表示する際にそのユーザーが過去に訪問したサイトはハイライト表示をした方がより適切だと Eurekster は考えたわけです。
そこで Eurekster のパーソナライズ化では、ユーザーが過去に一定時間以上滞在したことがあるサイトについては、次回の検索時から当該サイトをハイライト表示するようになっています。
「過去に”一定時間以上滞在した”サイト」であれば、きっとそこで何らかの有益な情報を取得することができたと推定できますから、次回以降はそういったサイトはハイライト表示して「ここにあなたは訪れたことがあるんですよ」と知らせてくれるわけです。
これはリサーチや何らかの専門的な情報を探している時には確かに便利になりますね。私は大学院のレポート作成などで非常に専門的な情報を探すことが多々あるのですが、時間がたつと「あの役だったサイトはどこだったっけ?」などと再度検索するハメになり、そういう時に限っていつも”使えないサイト”ばかり再訪問してしまったりすることが。
Ryan said the Eurekster site, launched last month, does so by providing users with “personalized” responses. If a user finds a Web page useful and stays on it for a while, it will come up at the top of the list the next time the user searches the same subject. (Startups seek new ways to Google the net / The Detroit News )