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"Jew" 検索を巡る論争で、Google より釈明

先日米 New York Post 紙が伝えた "Jew" での検索に関する一連の騒動の中、Google が同社サイトにて検索結果に関するポリシーの説明を行っています。かいつまんでいうと、「我々 Google は検索結果をマニュアルで操作しない」ということです。例外として、各国の法律に違反する恐れがある場合としています。

Our search results are generated completely objectively and are independent of the beliefs and preferences of those who work at Google. Some people concerned about this issue have created online petitions to encourage us to remove particular links or otherwise adjust search results. Because of our objective and automated ranking system, Google cannot be influenced by these petitions. The only sites we omit are those we are legally compelled to remove or those maliciously attempting to manipulate our results. (Google - An explanation of our search results.)

(訳:Google が提供する検索結果は完全な客観性を持って生成されており、 社内で働く従業員の信念や嗜好とは独立したものです。今回の問題を懸念したユーザーが当社に特定のリンクを削除するか検索結果を変更するよう求めるオンラインの嘆願書を作成しました。しかしながら、客観的かつ自動化されたランキングシステムにより、当社はこれらの嘆願書により影響を受けることはできません。唯一、検索結果から削除するサイトというのは法律的に削除せざるを得ない場合か、悪意をもって検索結果の操作を試みているサイトに限られます。)

なお、"Jew" を巡る騒動って何だ?という方が多い(日本のメディアサイトはこの話題を扱っていなかったと記憶しています)と思うのですが、GROUP SAYS GOOGLE'S NOT KOSHER こちらをお読み下さい(簡単に説明をすると、Google にて "Jew" と検索した時に1位に表示されるサイト "Jew Watch" が、ホロコースト否定を主張するサイトだったから、このサイト消してよ!と Google に嘆願書を出した)

日本では悪徳商法マニアックスのサイト削除で話題になりましたが、要は Google がポリシーを明確にして対応すれば良いわけで、今回の場合はこれで良いのではないでしょうか。

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