Googleは同じキーワードを利用して検索しても、言語設定やアクセス元(IPアドレス)などによって異なる検索結果(SERP)を表示する場合がある。こうしたSERPの表示ルールについて、Googleの公式ブログ「Official Google Webmaster Central Blog」8月31日付けの記事に解説が掲載されている。
まず、アクセントのある文字列、例えば[México]で検索した場合、GoogleはMexicoとMéxicoいずれかの文字を持ったWebページを検索結果に表示する。逆に[Mexico]など、アクセント記号を持ちうる文字列で検索を行った場合、アクセントのあり/なし(つまりMexicoとMéxico)両方の文字列に該当するWebページを表示する。
Google利用時のユーザーインターフェース(UI)の言語もSERPに影響する。例えばアクセント記号を持つ文字列がそれを持たない文字列と同等と判断するかはUIの言語に依存するという。同様に、例えば英語のUIを使用している場合、入力された検索クエリも英語と推定して、英語で記述されたWebページをSERPに表示するように調整される。
このように、UIやアクセス元のIPアドレス、パーソナライズド検索の有無、検索対象として指定された言語/地域によって、たとえ同じ文字列のキーワードで検索してもSERPは変化することになるということだ。
How search results may differ based on accented characters and interface languages [Official Google Webmaster Central Blog]
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2006/08/how-search-results-may-differ-based-on.html