『インターネット利用時間が長い層の方が、テレビCMへの関心が高く、Web連動テレビCMからの検索経験率も高い』 - 株式会社インタースコープは2006年10月25日、Web連動テレビCMに関する調査結果を発表した。
この調査では、最近増加している「続きはWebで」等のWeb連動テレビCMから、どの位の人が実際に検索を行なっているのか、また検索経験率が高いのはどのような層なのかを調べた。調査対象は20~59歳男女個人、週1回以上テレビを視聴する者で2000人、2006年10月に実施した。
テレビCMを見るときの態度として、「テレビのCMに関心があり、見ている」ユーザは、今回の調査対象者全体では31%だったが、男女別では、男性の28%に比較して女性が34%と高く、年代別では、男女とも30代が最も高くなっている。
「続きはWebで」などのWeb連動テレビCMを見て、Web検索を行なった経験があるユーザは、全体の46%で「テレビのコマーシャルに関心があり、見ている」と答えたユーザの中では70%。また、インターネット利用時間が増すほど、Web検索の経験率は高くなり、利用時間1時間未満のライトユーザでは43%の経験率に対し、3時間以上のウルトラへビーユーザーでは、経験率は54%に増加しているという。
これ以外にも、URLを知らせるテレビCMからの検索経験率は、全体で44%、その他テレビCMを見て気になった商品を検索した経験があるユーザの割合は全体で64%におよんでおり、いずれのタイプのCMでも「テレビのコマーシャルに関心があり、見ている」ユーザほど、また「インターネット利用時間が長い」ユーザほど経験率が高くなる傾向がある。
インタースコープ、Web連動テレビCMの調査を実施 [インタースコープ]