検索広告の運用オートメーション化及びROIの最大化を支援するプラットフォーム「KENSHOO SEARCH」を開発するイスラエルのKenshooは2008年4月7日、英国のベンチャーキャピタル・Arts Allianceの出資を受けたことを明らかにした。
Kenshooは2006年に設立されたイスラエルのスタートアップ企業。同社が開発したエンド・ツー・エンドのSEMソリューション「KENSHOO SEARCH(ケンショー・サーチ)はアドワーズ広告やスポンサードサーチなどの各種リスティング広告媒体の運用管理を支援するためのツール。工数のかかるあらゆる作業の自動化を測りつつ、CPA(顧客獲得単価)やCVR/CVS(コンバージョン、成果)など各指標を最適に維持し、ROIの最大化をはかることを目的に設計されている。SEMエージェンシーや広告主はテクノロジーが得意とするあらゆる作業をKENSHOO SEARCHで自動化することにより、トラフィックや売上などビジネスゴールを達成するための戦略的タスクに集中することができるようになる。
Arts AllianceはKenshooへの出資理由について、Kenshooの持つ革新的で優れた検索広告管理技術を挙げている。同社は出資を通じてKenshooの欧州地域におけるビジネス拡大を支援していきたいとしている。
Kenshoo
Arts Alliance invests in Kenshoo to fund European expansion - Venture firm joins forces with existing investor Sequoia Capital. [Kenshoo]
http://www.kenshoo.com/news_arts_alliance_invest_in_kenshoo.asp
cf.