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Google Matt Cutts、アルゴリズム変更について説明 - 信頼や権威、評判を重視

米GoogleのMatt Cutts氏は2009年3月4日、Google Webmaster Central Channel にて、最近のGoogleランキングアルゴリズムの変更について動画で説明を行った。

Is Google putting more weight on brands in rankings?

この話題は、ブログ「SEO Book」のAaron Wall氏が「Googleは検索ランキングにおいてブランドを従来よりも重視するようになったのではないか?」というエントリーを投稿したのがきっかけ。Matt Cutts氏の本ビデオは、この疑問に対する見解を述べるものとなっている。

同氏はまず、確かにGoogleが検索アルゴリズムに変更を加えたことを認めた。ただし、Googleは毎年300から400ものアルゴリズムの変更を加えているが、今回のその1つにすぎないという。今回は開発にかかわった社員の名前にちなんで、Vince's Changeと呼んでいる。

Googleサーチランキングチームは、とりわけブランドという観点で何らかの変更を加えたわけではなく、trust(信頼)、authority(権威)、reputation(評判)、PageRank(ページランク)、High Quality (高品質)といった要素を考慮するようにアルゴリズムを変更したという。ただし、この変更で影響を受けるクエリはきわめて限定的。

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[UPDATE] 03/11 18:30 文章を書き直しました

本当に些細な変更の模様。むしろ、こんな些細なことでもちゃんとコミュニティに対して回答をするMatt Cuttsが偉い。

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