米Omnitureは2009年3月5日、同社の解析ツールOmniture SiteCatalyst(サイトカタリスト)がTwitterの解析に対応したことを明らかにした。オンラインマーケティング担当者は、Twitterでの消費者のブランド言及などについて調査できるようになる。
Twitterの解析はSiteCatalystを利用するすべての企業が利用可能。SiteCatalystにデータをインポートすると、マーケティング担当者は自社のブランドについて言及しているユーザやブランドが好きなユーザ、嫌いなユーザの特定が可能になる。また、製品開発担当者はTwitterでよく言及される製品についてのリクエストや重要な機能を把握できるようになる。自社のブランドについての言及数が急激に増加した時にアラートをメールやSMSで送信することもできる。
Omnitureシニアバイスプレジデント・Gail Ennis氏は「オンラインマーケティング担当者はソーシャルメディア環境でのブランド評判管理の重要性を認識している。今回のサービス提供により、APIプラットフォームを利用することで顧客がTwitterデータをSiteCatalystダッシュボードに取り込み、ブランドについて重要な決定を下すことを支援できるだろう」と述べている。
Omniture SiteCatalyst Integrates Data from Twitter Social Media Site [Omniture Press Release]