米Googleは2009年3月24日、3ワード以上のキーワードで検索した時に、ウェブ検索結果に表示するスニペット(説明文)の行数を増加したことを公式に明らかにした。同様の機能は昨年末時点で日本を含む一部のユーザ向けにテストを行っていたことを確認している。
通常、Googleはウェブ検索結果に、ページのタイトル、説明文(スニペット)、URLを表示する。この時の説明文は通常1~3行で収められている。しかし、複数のワードや長いキーフレーズを使って検索した時は、3行程度の説明文では文脈が判定できず、適切なページを探せない場合もある。そこで今回、Googleは3ワード以上で検索された場合、説明文を4~6行表示するように変更した。たとえば「earth's rotation axis tilt and distance from sun」と検索すると、説明文が6行程度表示されるため、すべての検索ワードの文脈を確認することが可能になり、目当てのページを見つけやすくなる。
この変更はGoogle日本版でも導入済み。
Two new improvements to Google results pages
http://googleblog.blogspot.com/2009/03/two-new-improvements-to-google-results.html