株式会社Jストリームは2009年5月7日、インターネットによるリッチコンテンツ利用のベースとなるOS、ウェブブラウザ、映像再生アプリケーションのプラグインについての調査結果を発表した。
調査は2009年2月16日から2月20日にかけて、複数のポータルサイトにおいてバナー掲載(総表示回数488,022 IMP)を行い、アクセスユーザーのPC環境に応じた内容表示を行う際のデータを、個人が特定されない形で収集・集計した。
2007年1月30日に発売されたWindows Vistaの普及率は23%。前回調査した2007年9月と比較して17%増加しているが、最も普及率が高いのは依然としてWindows XPの66.61%だった。Macユーザーは前回調査時の3.9%から微増の6.02%。
ブラウザはInternet Explorer (IE)が主流で、IE8が0.90%、IE7が42.44%、IE6が23.09%と全体の約66%のユーザがIEを利用している。Firefoxは前回調査の5.29%から大幅増の18.19%。Google Chromeは3.88%。
Adobe Flash 6以上の普及率は98.87%だが、最新のFlash 10 の普及率は58.43%。ほぼすべてのPCがFlashを活用したリッチコンテンツを視聴できる。Gyaoにも採用されたMicrosoft Silverlightの普及率は24.33%だった。
画面サイズ(横幅)は1280が最多の44.35%、1024は30.92%で、SXGA環境への移行が進んでいる。
Jストリームはブラウザ、映像アプリケーションのプラグイン調査を実施~ Silverlightの普及率は24%。Flash10の普及率は58% ~