米Googleは2009年11月4日、ウェブサイトをソーシャル化する「Google Friend Connect」(フレンドコネクト)に新機能を追加し、訪問者の趣味嗜好にあわせたコンテンツを配信できる機能を追加した。
Google Friend Connectはブログやサイトに訪問者同士が交流できるソーシャル機能を追加できるサービス。2009年7月には日本語を含む47ヶ国語に対応している。
今回追加したのは、訪問者にパーソナライズしたコンテンツや広告を配信する機能。サイト運営者は、Friend Connect内に新たに設置された"Interests"(興味)セクションにて、参加登録手続き時あるいは投票ガジェットにて訪問者に質問したい項目を作成。訪問者がこの質問に回答すると、その内容は同ユーザのFriend Connectプロフィールの公開プロフィール情報に追加されるほか、サイト運営者はその回答に基づいてパーソナライズしたサイト体験を提供できる。
たとえば、音楽サイトの運営者がFriend Connectにて「好きなバンドは?」という質問を設置する。訪問者が「A」と回答すると、サイト運営者はこの「A」という情報に基づいてコンテンツをパーソナライズできる。公式ブログでは、たとえば「訪問者の興味にあわせたニュースレターの作成と送信」「パーソナライズしたコンテンツガジェットの表示」「興味にターゲットした広告配信」などが可能になると説明している。
11月5日現在、Google Friend Connect日本版は本機能に対応していない。Interestsセクションは表示されるが、クリックしても404 Not Foundとなっている。
Google Friend Connect, now more personalized [Google Social Web Blog]
http://googlesocialweb.blogspot.com/2009/11/google-friend-connect-now-more.html