米Googleが今週、コードネーム「カフェイン」(Caffeine)と名付けた次世代検索技術のプレビューサイトを今週、閉鎖した。11日(日本時間)現在、同サイトでも公式に終了のアナウンスが掲載されている。
Caffeine UpdateはGoogleが継続的に行っている、検索結果の包括性や関連性を改善するための、検索インフラストラクチャの刷新を図ったもの。検索結果のUIやアルゴリズムの変更などとは直接的に関係ないが、セマンティック検索やリアルタイム検索など、次世代の検索において要求される技術を実装するためのシステム刷新といわれている。
このCaffeineは8月にデベロッパー向けに公開されていて誰でも利用することができた。今回、Googleは十分に多くのユーザにCaffeineを利用してもらったとしてサイトを閉鎖することを決定した。近い将来、1つのデータセンターのシステムをCaffeineにリプレースし、より多くのユーザに利用してもらう計画。なお、Matt Cutts氏はウェブマスターの混乱を避けるため、データセンターへの搭載はホリデーシーズン明けになるとのこと。
Google Caffeine Sandbox