ジャストシステムは2010年1月25日、同社が販売するセキュリティ対策ソフト・Kaspersky(カスペルスキー)が一部のウェブサイトでトロイの木馬を誤って検知する場合があることを明らかにした。この不具合は米国のKasperskyユーザからも多数報告されている。
一部のニュースサイトを閲覧した時、"pagead2.googlesyndication.com" (Google AdSense広告)がトリガーとなってトロイの木馬「Trojan.JS.Redirector.ar」を検知する場合がある。これはAdSenseのスクリプトを誤検知していることが原因。国内販売元のジャストシステムによると、2010年1月25日23時以降に配信された修正定義データベースによって問題は解消される。
Kasperskyは2009年11月にもGoogle AdSense広告をウイルスと誤検知してブロックする不具合を発生させている。
KasperskyでWebサイト閲覧時にトロイの木馬が誤検知される件