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Googleウェブマスターツール、自然検索の「平均掲載順位」レポートを提供開始

米Googleは2010年5月6日、サイト管理者向けに提供するウェブマスターツールの新機能として、自然検索結果におけるキーワードごとの平均掲載順位を報告する機能を追加した。

同社は2010年4月中旬に同ツール内の「上位の検索クエリ」を刷新し、キーワードごとにページが検索結果に表示された回数やクリック数、クリック率を表示する機能を追加した。この新機能はウェブマスターの多くから好意的に受け止められていたが、同時に数多くのフィードバックもGoogleに寄せられた。今回の新機能は、ユーザのリクエストから採用されたものが含まれている。

新たに追加された「平均掲載順位」は、特定検索クエリでのサイトページの掲載順位を平均した値。Googleは常時インデックスが更新されているほか、ユニバーサル検索など様々な要因により同一検索クエリでも常時同じ順位で表示されるわけではない。平均掲載順位は指定した期間における、平均の検索順位を表示する。

なお、本機能における平均検索順位の値には注意点がある。同社Webmaster Trends AnalystのJonathan Simon氏がウェブマスターフォーラムに寄せた説明によると、同レポートは自然検索結果に表示された、ユニバーサル検索による動画やローカルリスティングのリンクも含めた掲載順位をカウントしたものになっている。

つまり、自然検索結果に7つのローカルリスティングと10のウェブページリンクが表示された場合、同レポートの順位 1~17 は検索結果の1ページ目に掲載されたことになる。一方で、単純に10のウェブページしか表示されない検索クエリの場合は、順位1~10が検索結果の1ページ目、11以降は検索結果2ページ目になる。このように、該当検索クエリで検索結果がどのような画面になっていても、検索結果の何ページ目に表示されたかは実際の画面を見ないと確認することができない。

さらに、同社AsaphZemach氏によると、表示回数データはGoogle AdWordsでいう完全一致(Exact Match)に相当する値とのこと。

その他、重要なキーワードのレポートを素早く見るための機能として、ブックマークでも提供するスター機能が追加された。検索クエリの左側にある星印をクリックしてマークしておくと、「スター付」タブをクリックした時に該当検索クエリのレポートだけを表示できる。

Top Search Queries is now Search Queries with Average Position and Stars [Google Webmaster Central Blog]

http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2010/05/top-search-queries-is-now-search.html

The New "Top Search Queries" Display in Webmaster Tools

http://www.google.com/support/forum/p/Webmasters/thread?tid=6070b05b671befa0&hl=en

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