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米Demand Media、1850万ドルの赤字 - Google パンダ・アップデートが原因

米Demand Mediaは2012年2月16日、2011年第4四半期及び年次決算を発表した。

総売上は前年比で15%増加したが最終損益は1850万ドルの赤字だった。赤字に至った背景として、2011年からGoogleが取り組みを強化したコンテンツ品質アルゴリズムの強化(パンダ・アップデート)の影響が挙げられる。Demand Mediaは1万人以上のライターを雇い、オンラインで需要の高いキーワードに基づいたコンテンツを大量生産(コンテンツファーム)している。これらのコンテンツをSEO(検索エンジン最適化)を駆使して露出度を高め、多くのトラフィックを集めて広告収入を得るビジネスモデルを築いてきたが、低品質なコンテンツが少なくない点が指摘されていた。

当初、Demand Media はパンダ・アップデートの影響はないと公式ブログで発表したが、その数ヶ月後にeHowなど同社運営のサイトへのトラフィックが減少したことを認め、アウトソースするライター数の整理も実施した。現在、同社はパンダ・アップデートの影響を回避する対応に乗り出している。

Demand Media は今後のリスク要因としてもGoogleの検索アルゴリズムの変更を挙げている。検索トラフィック、実質的にGoogle 1社の検索トラフィックに依存したビジネスモデル故に、アルゴリズムによるサイトのスコアリングが収益に直結する課題は解決されない。

"In February and April, we experienced two major algorithm changes," Demand Media CEO Richard Rosenblatt said during his company's first-quarter earnings call yesterday. "For eHow, here is the impact: as compared to the levels before the first February change, we saw a net decline in search engine referrals of 20 percent." [Google algorithm tweak socks Demand Media traffic, CNET]

Potential risks and uncertainties include, among others: changes in the methodologies of Internet search engines, including ongoing algorithmic changes made by Google to its search results as well as possible future changes, and the impact such changes may have on page view growth and driving search related traffic to our owned and operated websites and the websites of our network customers [Cautionary Information Regarding Forward-Looking Statements, Demand Media Reports Fourth Quarter and Fiscal 2011 Results]

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