株式会社マーズフラッグは2012年5月31日、「見える!検索エンジンMARS FLAG」のサービス終了を発表した。
MARS FLAGは2005年3月にベータ版として、2006年5月に正式版として公開された。検索結果にリンク先ページのスクリーンキャプチャしたサムネイル画像を表示し、視覚的に目的の情報を探し出せることを売りとしてきた。しかし日本市場では Google, Yahoo!, Live Search (Bing)ら大手検索エンジンが寡占する検索シェアの獲得には至らなかった。近年は企業向けサイト内検索サービスとして製品を再ポジショニングする一方、ウェブ検索サービスとしては検索対象を一部企業サイトに限定し、最大の売りだったサムネイル表示機能を削除するなど、フェードアウトする兆候はあった。