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MS Bing、Facebookとの統合強化、検索対象コンテンツを5倍以上に拡大

米Microsoftは2013年1月17日、検索エンジン・Bing(ビング)における Facebook との統合を大幅に強化したことを発表した。検索クエリに関連する Facebook 上の友人やコンテンツを表示するソーシャル・サイドバー機能を拡張し、従来の5倍以上の同コンテンツを検索できるようにしたという。

Bing x Facebook 検索結果

「Bingで検索をする時に求めるどんなことでも、少なくともそれを手助けできる友人が一人はいる」という考えのもと、同社は2011年6月にソーシャル・サイドバー機能を公開した。ソーシャル・サイドバーは Bing の検索結果画面を2カラムに分け、左側には従来の Bing 検索結果を、右側には検索されたキーワードと適合する友達のリストや「いいね(likes)」されたコンテンツが検索できた。

今回はこれらに加えて、友達の近況アップデートやコメント、共有したリンクが検索できるようになる。同社によると、ソーシャルサイドバーに表示されるコンテンツの量は、従来の5倍以上になるという。検索対象となるコンテンツは友人の公開許可設定に基づいたものになっており、個々のプライバシー設定が尊重されている。

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同社は、検索結果に友人が投稿・共有した情報を表示することにより、検索利用者のスムーズな意思決定を支援できるとしている。たとえば、ニューヨークに旅行することが決まった時、この新しい Bing であれば、その都市に関する情報はもちろん、ニューヨーク在住あるいは訪問したことがある友人の情報もサイドバーを通じて発見できるようになる。検索インテントに適した友人や専門家とマッチングさせるというこのアプローチは、私たちの検索の方法を根本から変えるものだと主張する。

現在、Facebook と連携した Bing を利用するためには、Bing 及び Facebook へのログインに加えて、米国内(米国内IPアドレス)から、Bing米国版(bing.com)にアクセスする必要がある。検索ビジネスの基盤が不十分な日本市場では当分の間、使える見込みはない。

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独自の検索広告ビジネスを展開しているわけでもなければ、最近は存在感もゼロに等しいという事情、さらにビジネス的に米国市場にリソースを最も注力すべきという判断を考えれば、日本は放置するのが合理的な判断というのはわかるのですが、でもやっぱり寂しいですな。

Bing Brings More of Facebook to Search

http://www.microsoft.com/en-us/news/Press/2013/Jan13/01-17SidebarPR.aspx

Bing Social Updates Arrive Today: For Every Search, There is Someone Who Can Help

http://www.bing.com/community/site_blogs/b/search/archive/2013/01/17/bing-social-updates-arrive-today-for-every-search-there-is-someone-who-can-help.aspx

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