米Googleは2013年4月29日、Apple iPhone 及び iPad に対応する Google Now をリリースした。従来から提供されているiOS版 Google Search app に含まれる形で提供され、既にアップデートが可能。
Google Now はユーザーが欲しい情報を欲しいタイミングで提示する機能。Google検索履歴やGPSによる24時間の位置情報、カレンダー登録情報、他のアプリで設定している趣味や好みなど、様々な個人データに基づいてユーザーの意図を予測し、適切なタイミングで情報をプッシュ表示する。たとえば、Google 検索で地名や施設・建物名で検索すると、その直後から Google Now に自動的にその地点への移動方法が表示される。ユーザーが Google Now にアクセスしたタイミングでユーザーが欲しいであろう情報を提示することから、2013年11月に終了が決定している iGoogle の実質的な後継になるのではないかとも言われている。
Google Now はこれまでAndroid 4.1 以上の端末に提供されていた。今回、初めて Apple iOS搭載端末に対応する。
米国登録のAndroid搭載端末では試験的なものを含めて様々な機能が搭載されており、直近では同端末にインストールしている他のアプリの設定情報を利用して Google Now に反映している事例を確認している。
Google Now for iPhone and iPad
Google Now on your iPhone and iPad, with the Google Search app [Google Official Blog]
http://googleblog.blogspot.jp/2013/04/google-now-on-your-iphone-and-ipad-with.html