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米Google、+Post Adsを発表 - Google+に投稿したコンテンツをディスプレイ広告へ

米Googleは2013年12月9日、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)・Google+ において、初めての収益化の試みをする。発表された新サービス"+Post Ads"(プラスポスト広告)は、広告主がこれまでに投稿したコンテンツを広告としてGDN (Google Display Network)を通じて配信できる。なお、従来のアドワーズ広告プラットフォームとは独立している。

広告主は、Google+に投稿した写真やテキスト、ビデオ、ハングアウトなどの各種コンテンツを、+Post Adsを利用することで世界200万のウェブサイトにディスプレイ広告として配信できる。Googleは「広告主は、ウェブ全体を自社のソーシャルストリームと捉えることが可能になる」と説明する。

Google+のコンテンツを共有・拡散する機能と、+Post Adsのリーチ力を組み合わせることにより、広告主は消費者と接点を有し、消費者は他のユーザーが考えていることを発見することができるようになる。例えば、広告主は広告から直接消費者と会話を始めたり、消費者は配信されてきたコンテンツを最共有したりコメントを残すといったことが実現する。

Google +Post Adsはまず、Toyota USAやRITZ Crackers、Cadbury UK など少数のパートナーと共に試験的に開始する。

Toyota reaches new customers with +Post ads and Google

Testing a new format for brands to start conversations across the web - +Post Ads

https://plus.google.com/+EranArkin/posts/AL3u1z3A82o

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