米Microsoftの検索エンジン・Bing が米国向けに提供している検索機能の一部が、日本国内からも利用可能になったことを確認した。
(Bing検索結果http://semr.nl/1fCcub1)
Bing は主に米国市場を最優先として検索サービスの開発・提供が行われており、ライバルである Google を意識した先進的な検索技術も用意されている。しかし大半の機能は米国内IPアドレスからの利用者に制限されており、国外から Bing 米国版にアクセスしても利用できなかった。
2月下旬より一部検索機能のアクセス元による利用制限が撤廃されたようで、検索クエリについての詳細説明を検索結果上で表示する機能(例roseで検索、Googleナレッジグラフ相当)、メリーゴーラウンド形式で検索結果上部に関連情報を表示する機能(Googleカルーセル相当)などが日本からのアクセス時にも表示されるようになった。なお、検索窓にキーワードを入力中に候補キーワードを選択することで写真や概略を表示する機能など一部は利用できなかった。検索回数に応じてポイントが貯まる Bing Rewards は画面上では表示されるがカウントはされない模様。