米Facebook が新しい地域情報検索ディレクトリを公開した。Matteo Gamba氏らが報告している。
Facebook が持つグラフ検索、ロケーションAPI、ユーザーにより投稿された写真やレビュー情報を融合したサービス。例えば「札幌」と検索すると、札幌市内のおすすめアクティビティが今風のインターフェースで「レストラン」「ホテル」「バー」「カフェ」「アート・娯楽」に分類して一覧表示される。市内のお店でチェックインしてコメントや写真をアップしたユーザーの投稿を閲覧することができるほか、「最近のレビュー」には知人(いなければ他人)が最近投稿した該当地域のお店についてのレビューがカルーセルUI上に表示される。
全体的ににレビュー(評価、コメント)を発見しやすいようにデザインされているようだ。画面に表示されたお店をクリックすると、該当施設のビジネスページに移動して、最近のお店から発信された情報やユーザーのコメントを参照できる。
先月には米グルーポンも地域情報を充実させるための新サービス(参照:米グルーポン、Yelp対抗の新サービス「Groupon Pages」を開始)を立ち上げている。モバイル利用者による近隣のお店や施設情報を探索する検索需要が急増していることから、クチコミやレビュー情報を有する企業がその強みを生かして新たなユーザーを呼び込みたいという狙いが背景にあるようだ。
Matteo Gamba
http://www.matteogamba.net/blog/2014/facebook-places-redesign/
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