SEMリサーチ

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ディレクトリー型検索エンジン 掲載申請時に注意すること

ディレクトリー型検索エンジンへの登録の際に、注意を守らずに登録を行っている方が少なくありません。ルールを守らずに申請を行う事は結果的に自分の首を絞めることに繋がりかねません。SEO の観点からディレクトリー型検索エンジンに登録する際の注意すべき点をまとめています。

最も適切なカテゴリーを選んで申請すること

ディレクトリー型検索エンジンに登録申請する際には、そのディレクトリー型検索エンジンのカテゴリー構成を研究した上で、Webサイトを掲載するに最も適切と思うカテゴリーを選んで下さい。「適当なカテゴリーから申請しても、ディレクトリー型検索エンジンの管理者(エディター)が適切なカテゴリーを選んでくれるだろう」などと思わない事です。エディターは毎日何千も申請されてくるWebサイトの審査を行わなければいけないのです。従って不適切なカテゴリーから申請が行われても「関係ないWebサイト」としてそのまま申請が拒否される可能性もあるからです。

登録申請申し込みのルールを守ること

ディレクトリー型検索エンジンの登録申請フォームに記入する時には、そこに記載されている注意事項をきちんと守りましょう。「客観的な説明文を記載しなさい」という注意書きがあっても「激安商品満載!日本一安いカメラ店」といったような宣伝文句のはいった紹介文を申請したり、「正式な会社名を記入して下さい」という注意書きがあるにも関わらず「激安カメラ販売店!●×商事」といった記述をする方が少なくないそうです。ディレクトリー型検索エンジンのエディターは毎日多くのウェブを審査して処理しているのですから、きちんと申し込み用紙のルールには従うべきですし、仮に審査担当者がルールを守っていないという理由で拒否しても申請者は何の文句もいえないのです。

この注意事項はいいかえれば、Webサイト管理者は自分の思い通りの紹介文や見出し文で登録してもらえる可能性を秘めている点にも注目して下さい。つまり、エディターがそのまま掲載しやすいような見出し文や紹介文で登録申請すれば、自分が思い通りの紹介文や見出し文でディレクトリー検索エンジンに登録してもらえる可能性があるということです。自分が申請を希望しているカテゴリーに既に掲載されているWebサイトの紹介文が全て25〜40文字程度であれば、おそらくそのカテゴリーを担当している人間は25〜40文字程度の紹介文を好む人間であると推定できます。従って、この文字数以内で「含めてほしいキーワードをいれた」客観的な紹介文を申請すれば、ほとんど変更されずに掲載してもらえる可能性があるのです。

有料登録サービスは「審査料金」

Yahoo!ジャパン にWebサイト登録を申請するにあたって、無料申請フォームと有料申請フォームが用意されています。この2つの違いに注意をして下さい。

Yahoo!ジャパンのビジネスエクスプレスは登録申請に際して5万2500円を支払う必要があります。この料金は「審査料金」であって「登録料金」ではありません。この費用は「ある一定期間内に審査を行ってもらうために支払う料金」であって「確実に登録をしてもらう為に支払う料金ではない」事です。ビジネスエクスプレスは Pay Per Review - 審査の為のサービスです。Paid Inclusion - 登録が保証される - のではないのです。

登録できるのは1サイト1URL、トップページのみ

ロボット型検索エンジンはWebページ毎にインデックスをしていくため、検索エンジンには全てのURLが登録されます、そしてページの内容に応じて、検索キーワードに対して最も関連性が高いと判断されたページが検索結果に表示されます。

対してディレクトリー型検索エンジンは原則として1つのWebサイトにつき1カテゴリ、1URLしか登録しません。ディレクトリー型検索エンジンは良質なウェブサイトをカテゴリー別に分類をして紹介する事が目的のデータベースサイトだからです。

登録申請は一度に1カテゴリに1回だけ申請すること

よくディレクトリー型検索エンジンの複数のカテゴリ全てにまとめて登録申請を行っているWebサイト管理者がいることを耳にします。飲食店のサイトを運営しているのにスポーツや金融といったサイトとは全く関係のないカテゴリーに次々と申請されている方もいらっしゃるようです。しかしディレクトリー型検索エンジンに登録申請を行う際には自分のWebコンテンツと最も合致するカテゴリー1つを選んで1回だけ申請するのがルールです。関係のないカテゴリーに多重登録申請をする事はディレクトリー型検索エンジンからスパム行為とみなされて以後の審査が全て却下されてしまう可能性もあります。

また、申請を1度行ったら、それぞれのディレクトリー型検索エンジンが定める一定期間の間は申請を控える事です。例えば Open Directory Project (DMOZ) であれば、一度申請を行ったら3〜4週間の間は例え掲載が行われなくても申請は控える事です。ディレクトリー型検索エンジンに申請してから登録されるまでには時間がかかるのに、毎日のように申請を行ったらやはりスパム行為と見なされて審査すらされなくなる可能性があります。

Yahoo!ジャパンも同様で、1度申請を行ったら1ヶ月ほどは様子を見る事です。一定期間たっても掲載される気配がなければ、改めてもう1度申請を行いましょう。ただ、以前と同じWebサイトのままでは再び申請が却下されるかもしれません。従って、一度申請に通らなかったときは何故自分のサイトは掲載されなかったのか、どこに問題があったのか、選択したカテゴリーが原因なのか自分のWebコンテンツに問題があるのか等、問題点を洗い出してそれを修正してから再度申請を行ってみましょう。

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