Google の知的財産権訴訟。Googleフランスが、同社のアドワーズ広告に関連してルイヴィトンからも訴えられている。
Google France が同社の運営するAdWords広告に関連して、高級ブランド Louis Vuitton SA(ルイヴィトン) が今年の8月に商標権侵害で訴えていたことがわかった。11月3日にフランス・パリで予審が開かれる。
この訴訟に関して両者ともコメントを拒否している。
フランス裁判所は今月上旬、Google AdWords のビジネスモデルのコアとなる広告掲載システムの合法性について異議を唱えて、「検索サイト利用者が商標権のある言葉で検索した時に、商標権を持たない第三者による広告を掲載しないための仕組みを作るべき」と述べている。この商標権訴訟で Google は原告のフランスの旅行代理店ViaticumとLutecielに対して敗訴、$89,000の罰金の支払いを命じられている。Google は控訴する方針だ。
AP通信によると、
An official at France's Software Protection Agency, which gathers evidence for court hearings on piracy and trademark infringement, said several major companies are preparing cases against Google. The official spoke on condition of anonymity.
他の複数の企業からも同様の知的財産権訴訟を起こされる可能性がある。
[Source]
[The Associated Press / LAURENCE FROST / Louis Vuitton sues Google for alleged trademark infringement online]
[参考]
Google France、知的財産権訴訟で罰金を命じられる
http://www.sem-research.jp/sem/google/20031020081732.html
仏Googleの商標権訴訟、有料検索に広く影響? [ZDNet/JAPAN]