SEMリサーチ

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米Yahoo! Webサーチの仕組み

米Yahoo! (読み:ヤフー)のWebサーチの検索結果(以下、SERP)は、Yahoo!JAPAN とは大きく異なります。そこで、米Yahoo! のWebサーチはどうなっているのかを学びましょう。

英語WebサイトのSEOに取り組まれている方も少なからずいらっしゃると思いますが、日本語で英語SEOについて触れているサイトは意外とないので、海外SEO事情も取り上げていきたいと思います。とりあえず、昨年9月に実施された米Yahoo!の検索結果表示の大幅な変更について説明しているサイトが皆無でしたので、この米Yahoo - Google の話題について触れたいと思います。

Yahoo!JAPAN はページ検索=Google、カテゴリ検索=Yahoo!JAPAN と完全に分離していますね。検索キーワードによってカテゴリ検索の結果が出てくることもありますし、ページ検索の結果が出ることも、あるいはその両方が1ページ上に表示されます。例えばキーワード「SEM」で検索すると、

Yahoo!カテゴリとの一致

スポンサーサイト

Yahoo!登録サイトとの一致

の順番で表示されます。

しかし、本家・米Yahoo!の SERP は全く異なります。米 Yahoo! で検索をした場合、表示されるのはどんな検索キーワードでも

SPONSORED RESULTS (スポンサーサイト)

WEB RESULTS (Webページ検索の結果)

の2つです。Yahoo!JAPAN でいう「Yahoo!カテゴリとの一致」に相当する検索結果は存在しません。

米Yahoo! はアルゴリズム検索に Google を採用しています(2003/12/10時点)。従って、ページ検索結果は当然 Google と同じです。ただし、Yahoo.com は次のようなルールに従ってページ検索結果を表示しているのです。

  1. Yahoo.com ではどんな検索キーワードでも常にページ検索結果が表示される。検索結果のWeb の表示順序は Google と同じ。

  2. 表示される各々のWebページの見出しと説明文は、(a) もし当該Webページが Yahoo.com ディレクトリに掲載されている場合は、その掲載に用いられた見出しと説明文が表示される、(b) もし当該Webページが Yahoo.com ディレクトリに掲載されていない場合は、Google と同じ見出しと説明文(スニペット)が用いられる

具体的に見てみましょう。Yahoo.com にアクセスをして、検索キーワード「search engine optimization」で検索をしてみます。

まず、Yahoo.com の検索結果をご覧下さい。1位、3位、4位、5位のサイトには、URL の上に Category... と表記が見えます。この Category... という記述があるサイトは、Yahoo.com ディレクトリに掲載されている事を意味します。従って、1,3,4,5位のサイトの見出し及び説明文は、Yahoo.com ディレクトリに掲載されている文面と同一です。一方、2位のサイトにはその表記はありませんので、Google で検索した時と同じ見出し・説明文です。

Yahoo.com にて search engine optimization で検索

次に米Googleで検索した時の結果をご覧下さい。まず2位は Yahoo.com の SERP で表示されていた見出し&説明文と同じですね。しかし、1位、3位、4位、5位は異なります。こちらは Google の検索結果ですから、Google が拾った見出しと説明文(スニペット)が表示されます。

注:Google SERP上の Category... は DMOZ のカテゴリを指しています。Yahoo.com と混同なさらないように

Google にて search engine optimization で検索

このように、Yahoo.com では常にページ検索である Google の検索結果が表示されるのですが見出しと説明文だけは Yahoo.comディレクトリ掲載のものが用いられるという特殊な仕組みを持っているわけです。

この事実から、英語圏SEOにおける Yahoo! の位置づけはどうするのか、Yahoo.com に掲載する意味はあるのかといったお話は後日取り上げます。

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