米Lycos.com が、インターネットの次のトレンドといわれる「ソーシャルネットワーキングサイト」として生き残りを計ろうとしている。
ポータル市場は既に米Yahoo! や MSN、AOL といった競争相手の寡占化状況にあり、従来と同じ戦略ではとうてい生き残っていけない。そこで、事業領域をまだこれらの競争相手が参入していない分野 - ソーシャルネットワーキング - に転換して新たな価値を築きあげて。
Lycos の Mark Stoever 氏は、
"Rather than continuing to be all things to all people, we are really going to focus on the primary thing that's driving people to the Internet: to connect," chief executive Mark Stoever said. "That is clearly where we believe the market is going." (USA TODAY)
ユーザーがインターネットに接続する目的になるものにフォーカスしていくという。Lycos.com は今後数週間の間にWebサイトのリニューアルなど様々な改革を通じて新たなブランド戦略を明らかにするとのこと。
ソーシャルネットワーキングの課題は、大きな可能性を秘めた次のトレンドとは言われているものの、ビジネスモデルが確立していない点です。つまり、どうやってお金を生み出すのか。有効なモデルを早く見つけ出すことがカギとなるでしょう。
[Source]
Lycos tries to tap into social networking with new look [USA TODAY]
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