米Wall Street Journal誌(電子版)にて、Google と Yahoo! のどちらの検索結果が優れているか、実際に検索をしてテストしたレポート記事 "Google vs. Yahoo" が掲載されていたので紹介します。
6つのキーワードでテストを行い、それぞれ Google と Yahoo! のどちらが良いかを判定しているのですが、Google が良い時もあれば Yahoo! が良いときもあり、どちらの検索結果もほぼ同じこともあればどちらもダメな時もあるといった具合で優劣つけがたい結果となっていました。
キーワード / 判定結果
Rental cars / Google
American Idol, She Bangs / Even (互角)
Knitting and New York / Yahoo
Marathon Training / ほぼ同じ SERP
Paris Hilton / どちらかというと Yahoo
Reebok Classic Ballistic / どちらもイマイチ
これは Yahoo! が Google に追いついたと考えるべきなのでしょうか。
なお、WSJ の記事内にある、両者の検索結果のそれぞれの特徴を表した箇所を抜き出してみますと、
Yahoo!
While our search wasn't exact, Yahoo got us what we wanted much faster.
Our Call: Leans toward Yahoo. Yahoo's hits are much cleaner than Google's, if you have pure intentions in this search. Also, Yahoo's results are also presented in a more appealing way.
一方 Google は
Google's search turns up a more comprehensive list of reliable, albeit at times, more pricey, rental agencies.
キーワード『Knitting and New York』で検索した時に Yahoo! と Google の検索結果が明らかに変わるのですが、Yahoo! はイエローページのリスティングを最上部に表示します。"New York" というローカルな情報検索を意図するキーワードが入っているためです。検索者の意図がローカル情報の検索であれば、Yahoo! の SERP は的確にそれを反映しているといえるでしょう。
Google vs. Yahoo - Can Yahoo's new search engine compete? We give it six shots at its archrival. [WSJ.com]
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