米Googleが同社のアドワーズ広告ブログ「Inside AdWords」にて、新入札方式QbB(Quality Based Bidding)導入に関するFAQを掲載した。掲載されたFAQは「無効キーワードがアカウントに残っているのはなぜか?」「最小クリック単価はどこで見られるか?」「キーワードの最小入札価格は変化するのか?」の3つ。
以前のアドワーズ広告はキーワードステータスとして[良好]、[評価中]、[待機中]、[無効]の4種類に分けられていたが、QbB導入により表示または非表示のいずれかに変更された。従ってQbB導入により「無効」キーワードはなくなるはずだが管理画面上は残る。これについてGoogleは無効となっていたキーワードはQbB導入後もおよそ1ヶ月間はそのまま残り、その時間が経過した時点で全てのキーワードを消去するという。広告主にはこの期間の間にキーワードを評価して有効に戻すキーワードを選択して欲しいという。なお、(1ヶ月経過後に)Googleがキーワードを削除する際はあらかじめメールで通知するとしている。
「キーワードの最小クリック単価はどこで見られるか?」という質問に対しては「キーワードレポートから閲覧できる」と回答。
最小入札価格については「常に変化する」と回答。理由としてQbB導入により新たに「品質スコア」(Quality Score)が導入されたことを挙げている。品質スコアは広告のクリック率やテキスト広告の関連性、キーワードパフォーマンス履歴やその他の要因によって算出されるため、いずれかの要因に変化があればQuality Scoreも変わり、それが入札価格にも影響を及ぼすからだとしている。
Answers to your new keyword state questions
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