2001年に米NPD Groupが実施した、検索結果の上位に表示されることが消費者に与える影響についての調査結果。
まずブランドの純粋想起(unaided recall)については検索結果の1位や2位、3位に表示されることが、ディスプレイ広告などよりも遙かに影響を与えていることが明らかになっています。検索結果1位~3位の純粋想起はそれぞれ65%、61%、58%。対するバナー広告とタイル広告は24%、22%です。検索結果の上位に表示されることで検索利用者は自然と、そのキーワードにおけるメジャーなサイトであると認識するようです。同様に好感度においても検索上位に表示されることが好影響を与えています。また、ネットショップでの買い物をするときにも、そのお店は検索エンジンで見つけていることから、「ほしいものがあればまず検索」というオンライン消費者の行動がうかがえます。
(2005年1月)