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Google PageRankは過去の遺物 - SEOで考慮する必要性は限りなくゼロ

PageRankは「1つの評価指標」に過ぎないし、少なくともGoogleツールバーは全然気にする必要はない。未だに「Googleで検索上位に表示するためにはPageRankをあげなければ」「PageRank 5 まであげるにはどうすればいいか」なんていう方が少なくないのですが、これは正確ではないので認識を改めよう。

全く価値がない・重要ではありませんとは言わないが、例えば筆者は少なくとも、Webサイトの診断においてGoogleツールバーの値は全く考慮しないし、PageRankの高低は「10か5か1か」のレベルでは判断するがそれ以上の詳細な差は考慮しない。つまり、PageRank = Webページに張られたリンクの"数"と"質"に基づいたページの重要度の評価 = という指標は「単なる1つの評価指標」である。

さらに、現在のGoogleはリンクの「信頼性」や「関連性」「アンカーテキスト」という要素も判定指標として採用している上、むしろ関連性や信頼性のウエイトが比較的高い現状においてはPageRank(先ほど定義した意味でのPageRank)は考慮しても仕方がないのだ。

「GoogleのランキングはPageRankだけで決まっているのではない」ことは認識している人でも「PageRank自体の高低は重要」と考えている人もいるようだが、今日はそういう時代ではないので注意してほしい。

なお、ネット上には指定のPageRank値にあげるために必要なリンクの計算式のようなものもあるが、こうした数学的根拠を示しているかのような情報は、10年以上前に公開されたPageRankの最初の論文(The Anatomy of a Large-Scale Hypertextual Web Search Engine、1998)に記述されている内容を簡易化した計算式を根拠にしている。しかし、当時論文で発表されたPageRankの計算式とGoogleが現在、システムに実装しているPageRankは全く別物であり、したがって全く信頼性に欠ける情報だということを知っておいてほしい。

執筆:渡辺隆広

本原稿は、2007年3月1日時点のもの

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