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日本のSEO BBS(掲示板)が流行らない理由

SEO初心者のEvoブログより。

SEOの最新情報を得るために掲示板を利用したいと思っているのですが、どうやら日本ではSEO掲示板は流行らないようです。(省略)時折有益な情報が提供されていますが、SEO初心者からの繰り返しの質問が多く、上級者同士のやりとりは見受けられません。(日本のSEO BBS(掲示板)が流行らない理由SEO初心者のEvoブログ

少なくとも2002年頃までの「ロボット型検索エンジン攻略でアクセスアップ」(既に閉鎖、ドメインは robot-search.com)に開設された掲示板は、比較的、有益だったと記憶しています。私も書き込みしてましたし、現在第一線で仕事されてる方も何人か参加されてましたし。当時はSEOが認知されていないので参加するのは皆それなりに知識のある方であり、それなりの議論もできたことから、当時としては役立ったと思います。その後、だんだん私も含めて離れていって、現在の SEO BBS のように初心者の方ばかりが質問するようになって、管理人の方も忙しく運営が行き届かなくなり、最終的に閉鎖されています。

日本でSEOの掲示板が上手くいかないのは、(1) 日本人は議論ができない、(2) SEO=ノウハウだと思って情報公開しない、(3)材料とするデータが全く使えない、データの分析方法がひどい(論理的じゃない)、(4) ちょっと調べればわかるようなことを質問する(SEO系掲示板に限った話ではないですが、SEO系は特にひどいように見受けられます。何でもいいからSEO関係の本とWeb制作関係の本を一通り読んだあとに来いと言いたくなります :) など色々な要因があると思います。

とりわけ(SEOにおいて)他人との情報共有するメリットは、集めたデータや試験結果、分析内容を互いに共有して、議論することを通じて、検索エンジンの評価のしくみ、ロジック、ランキングアルゴリズムの概要を明らかにしていくことにあると私は考えています。米国の検索関係フォーラムを見ていても、この類のものは互いに(それなりの根拠や理由に基づいて)議論を戦わせていて面白いですよね。ある人が実験結果を出すとそれを別の切り口から分析したり、カウンターのデータを出す人が現れたり、主張を補強する別の根拠を引っ張ってきたり。

しかし、多くの(日本)人は他人との議論を好まないですし、情報共有よりも自分で独占することにメリットがあると考える人が多いのでしょうか、情報が公開されない。仮に分析やデータが提示されても、それを導くまでのプロセスがひどいことが本当に多く、全く使えない。最近はネット系メディアでSEOの記事が取り上げられることもありますが、根拠全くないとか、データとして意味がないようなものもちらほら見受けられますよね。基本的な検索エンジンの事柄が理解されていない。さらに、SEOが認知されるようになってから自分でロクに勉強せずに掲示板で超初歩的なこと尋ねる人が増えてきたので、SEOがわかっている人は掲示板に嫌気が差したのだと思います。

ロボットサーチの掲示板が流行っていたころは、参加者が互いに情報共有のメリットがわかっていたから成立したのでしょうが、今日はもう、誰でも参加可能とする限り、日本では上手く機能しないんじゃないでしょうか。

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