トランスコスモス株式会社は9月13日、SEM運用管理ツール「SearchForce」の最新版3.0を公開した。同社は米SearchForceと日本国内における独占契約を締結、2007年9月より導入している。
SearchForceはオーバーチュア・スポンサードサーチやグーグル・アドワーズ広告などの検索連動型広告を効率的に管理するための運用管理ツール。米SearchForceは10月1日にSearchForce 3.0を発表しているが、トランスコスモスの発表は日本国内にも対応したことを示すもの。主にここ最近の新規追加・仕様変更にあわせた新機能の追加が行われている。
最新版では新たにアドワーズ広告のプレースメントターゲットに対応するポートフォリオ入札機能を搭載。プレースメントターゲットはクリック課金方式(CPC)とインプレッション課金方式(CPM)が選択できるがSearchForce 3.0は両方に対応した。
また、オーバーチュアスポンサードサーチの最低入札価格が2008年8月より変動制に移行したが、これにあわせて自動的に最小CPCをコントロールする機能を搭載。最小入札価格を下回ってしまった場合に自動的に広告配信が停止することを避ける。
その他、ポートフォリオ機能のリニューアル、間接的にコンバージョンに貢献したキーワードを把握するコンバージョンアシストレポートの追加、広告パフォーマンスデータを一元化したダッシュボードなどの機能も新たに追加されている。
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