米Googleは2010年9月22日、ローカル検索と地図検索において、リッチスニペット(Rich Snippets)をサポートすると発表した。
リッチスニペットは、microformatsやRDFaなどのマークアップで、コンテンツの住所や電話番号、人物、レビューなどに意味付けを行い、データを構造化するためのもの。検索エンジンはこれらの構造化データを参照することで、データを効率的に処理することが可能になる。Googleは2009年にリッチスニペットを限定的に導入したが、徐々に適用範囲を拡大してきている。今回、ウェブ検索に加えて、ローカル検索や地図検索でもリッチスニペットの構造化データが参照されるようになった。
リッチスニペットをローカル検索でも利用することで、特定の場所や施設に言及したウェブページを正しく認識・分類できるようになり、ローカル検索結果やGoogleプレイス上で容易に探し出せるようになると説明している。たとえば、自身が勤務・経営する会社や、新装開店したレストランのレビュー記事、街のお勧め情報などのウェブページを作成したときに、適切な構造化データを加えることで、検索結果での露出度を高められる。
Rich Snippets for Local Search
http://maps.google.com/help/maps/richsnippetslocal/
Finding Places on the Web: Rich Snippets for Local Search
http://google-latlong.blogspot.com/2010/09/finding-places-on-web-rich-snippets-for.html