米Adobeは2011年9月6日、SEM管理ツール「Adobe SearchCenter+」にキーワードパフォーマンスの予測分析機能を追加したことを発表した。OptiMine Softwareとの提携により実現する。キーワードパフォーマンス分析機能の導入により、サーチマーケッターはROASの改善やリード獲得数の増加、コンバージョン率の改善、売上増加、キーワード当たりの獲得利益など、検索広告の各KPIの改善が可能になるという。
OptiMine Softwareはキーワードレベルの統計モデルを提供。SearchCenter+に蓄積される、クライアントの実績運用データという価値の高い情報ソースを活用することで、キーワードのパフォーマンスや最適な入札単価を計算することが可能になるという。
Omniture事業部のプロダクトマーケティングディレクター・Tim Waddell氏によると、12か月分のキーワードレベルのデータをOptiMineのアルゴリズムで分析することにより、シーズナリティ(季節要因)などのキーワードトレンドが把握できるという。その上で、どの変数が重要かを特定し、24個の異なる統計モデルの1つを適用して翌日の最適な入札価格を計算する。
Partnership with OptiMine Enables Search Marketers to Significantly Increase Paid Search Performance