米Googleが2012年3月24日前後に、同社ブラウザ・Chrome公式サイトに科していたペナルティを解除した模様だ。
この問題は2012年初頭に発覚した、同社Chromeブラウザのキャンペーンを巡る検索ガイドライン違反が発端。同キャンペーンで協力した代理店が依頼したブロガーの1人が、報酬を受けて投稿したコンテンツの中に Chromeサイトへのリンクが含まれていた。Googleは金銭を対価としてリンクを張ることは有料リンク(Paid Links)であると定義してガイドライン違反としているが、これを同社自身が行ってしまったことになる。
すぐに同社エンジニアのMatt Cutts氏がGoogle+で謝罪をして、Chromeサイトに少なくとも60日間のペナルティを科すことを明らかにし、Google Toolbarで確認可能な PageRank も 0(10段階のゼロ)に変更された。
SearchEngineLand によると、このペナルティの期間は3月16日で最初の期限切れを迎えているが、3月24日時点で PageRank は 7 まで回復し、一般的なキーワードでの順位も回復している。