米GoogleのMatt Cutts氏(Distinguished Engineer)は2013年5月10日、次のペンギンアップデート(2.0)は数週間以内に実施されると Twitter 上で明らかにした。[UPDATE] 2013年5月22日にペンギンアップデート2.0が実施されました
@mrjamiedodd we do expect to roll out Penguin 2.0 (next generation of Penguin) sometime in the next few weeks though.
— Matt Cuttsさん (@mattcutts) 2013年5月10日
ペンギンアップデートは検索エンジンを欺こうとするブラックハットなSEO手法を排除するための検索アルゴリズムで2012年4月末に導入された。導入直後、日本では中小ネットショップによく見られる、不特定多数サイトとの過剰な相互リンクや、意味のない(たとえば、リンクが並んでいるだけのページ)ページから大量にリンク獲得を行っているサイトの大幅な検索順位下落が観察された(詳細)。
昨年4月末以降、ペンギンアップデートについては特に大きな変化は見られなかった。今年3月に年内のアップデートが予告されたが、今回のMatt Cutts氏のコメントにより、タイムスケジュールがより明確になった格好だ。同アップデート 2.0は、今年最大のアップデートの1つになると言われている。
# [UPDATE] マットカッツ氏が、次回のGoogle検索アルゴリズムのアップデートについて詳細を語りました(/5/14)
# 日本語がおかしかったので一部修正しました(2013/5/13)
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1ヶ月後に SMX Advanced がシアトルで開催されることですし、その直前にペンギンが来て、会場ではマットカッツが詳細解説という流れでしょうか。また騒がれるのでしょうが、ペンギンアップデートというのは単にブラックハットなSEO手法を排除するためのものですので、普通のウェブマスターが気にするようなものではありません。故意にスパムを実施しているウェブマスターさんは大変かもしれませんが、知ったことではありません。