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Google、TwitterやFacebookデータはランキングに利用せず、Google+はパーソナライゼーションに利用 SMX West 2014

米Google シニアバイスプレジデント・Amit Singhal(アミット・シンガル)氏は2014年3月11日、米国サンノゼで開催中の SMX West において、改めて同社は Twitter や Facebook をシグナル(順位決定のための手がかり)として利用していないことに言及した。

SMX West 1日目の同氏のキーノートの中で言及した。同社のマットカッツ氏などが再三にわたり、Twitter や Facebook を特別なソーシャルシグナルとして活用していないと繰り返し述べているが、同氏はセッション中の質問に答える形であらためて Twitter データなどは用いていないことを説明した。同社は Twitter や Facebook のデータにアクセスする権限を有しておらず、技術的に彼らのデータをクローリングで取得することが困難であることから、そういったシステムを構築することが出来ない。Microsoft や Yahoo!、Yandex といった競合企業はそれぞれ Facebook や Twitter と提携することでソーシャル検索やリアルタイム検索を提供出来ている。検索ランキングにソーシャルデータを取り入れるべきか否かの思想の問題ではなく、技術的にアクセスができないということは理解しておきたい。

Amit Singhal氏は同社が運営する SNS・Google+と検索についても言及し、(Google は Google+ のデータにアクセス可能であるが)一般検索結果(パーソナライズされていない検索結果)の検索ランキングに Google+のシグナルは用いていないと述べた。

検索利用者は、著名な人物による高品質なコンテンツを求めていることがあるが、それはGoogle Authorshipプログラムによって可能にしている。また、自分の面識ある、知り合いが書いたコンテンツを探したいケースにおいては Search, plus Your Worldによってパーソナライズした検索結果を提供している。このように検索利用者のニーズを反映して、パーソナライゼーションの際に Google+ のシグナルを反映しているが、一般検索結果の順位決定に影響を及ぼすような利用はしていないと説明している。

Keynote: A Conversation With Google Search Chief Amit Singhal

http://searchengineland.com/googles-amit-singhal-smx-west-2014-186266

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