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グーグル、Now on Tap 日本語版の提供開始、英語に続いて2言語目

グーグルは2015年11月10日、最新の Android 6.0(マシュマロ)で利用できる新機能・Now on Tap の提供を開始したと公式ブログで発表した。日本語は米国(英語)に続いて2言語目での提供となる。

Now on Tap とは、スマホ端末のホームボタンを長押しすると、表示中の画面情報を解析し、関連する検索や行動の操作を容易にするサービス。たとえば、観光地の情報を閲覧していてその場所の確認や行き方を知りたい時、従来であれば地名や住所をコピペして検索したり、Googleマップや経路検索アプリを別途立ち上げてその地名などを入力して検索するといった動作が必要だったが、Now on Tap は長押しするだけで自動的に画面の情報を解析して、ユーザーが求めているであろう物事を抽出、関連する操作メニューを表示する。

ブラウザに限らず、メールや LINE、メッセンジャーなどどのアプリを利用していても Now on Tap は動作する。たとえば LINE で友達と待ち合わせの場所や時間について会話している時、Now on Tap を利用すると Google カレンダーにその予定を登録したり、待ち合わせ予定の飲食店のレビューを確認するためのアイコンが表示される。

Nexus 6P の端末で確認したところ、たとえばスカイツリーの公式サイトを閲覧中に Now on Tap を使うと、スカイツリーまでの電車の運行情報やスカイツリーのレビューや評価、さらに電話、地図、ストリートビュー、ニュースを探すためのアイコンが表示される。ただし、11月11日17時時点では、Android 6.0 の言語設定を「英語(米国)」に設定しないと Now on Tap は動作しなかった。

Android 最新OS で使える Now on Tap が日本登場

http://googlejapan.blogspot.jp/2015/11/now-on-tap.html

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表示している情報に基づく contextual search ですので、情報に喚起される検索課題は解決できるのですが、ユーザ自身の興味・関心を加味した情報はまだ出せないんですよね。でも、それができるようにならないと Now on Tap が解決できる利用シーンは極めて限定的になってしまうわけで、それだと利用されない機能になってしまうと思うのです。

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