プライバシーを重視した検索エンジン DuckDuckGo は2019年1月3日、昨年の検索回数が90億を突破したことを公式 Twitter で明らかにした。
同社の検索トラフィック情報によると、2018年は 9,239,676,317 だった。2013年が10億(1,027,086,772)だったので、5年で9倍に増加したことになる。現在の1日あたりの検索回数は約3,000万(関連記事:DuckDuckGo、検索回数3,000万/1日 突破)。
DuckDuckGo は、検索利用者の検索履歴や行動情報を一切利用しないことでプライバシーを尊重することを売りとしている検索サービス。過去の履歴を参照しないことで、自分の思想や趣味嗜好にあった検索結果しか得られなくなるフィルバーバブルを回避できるとしている。(関連記事:DuckDuckGo、Googleパーソナライズ検索が及ぼすフィルターバブルの影響調査を発表、Google は反論)。
DuckDuckGo の検索トラフィック情報
https://duckduckgo.com/traffic
DuckDuckGo served over 9 Billion private searches in 2018 (and is on pace to shatter that record in 2019)!
— DuckDuckGo (@DuckDuckGo) January 3, 2019
Despite our traffic growth, though, the number of personal profiles we store remains unchanged.
It's still zero.https://t.co/qlSaz4j9ZH pic.twitter.com/LZ5IIcreDo
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日本在住の欧米の方々と話をしていると、ネット業界以外の人で特に DuckDuckGo や検索エンジンのプライバシー問題に関心が高い傾向がある印象です。プライバシー問題に対する意識の違いでしょうか。