米Googleは2011年5月6日、先日実施した検索ランキングアルゴリズムの変更、通称「パンダ・アップデート(Panda Update)」について、今年予定している検索改善のほんの1つに過ぎないと公式ブログで明らかにした(関連:Googleからのアドバイス「優れたサイト」とは?)。
Googleは今年500あまりの検索改善の変更をロールアウトする予定で、パンダ・アップデートに関連するアルゴリズム変更はその中の1つだと説明事実、パンダ・アップデート後に、いくつもの追加のアルゴリズム変更を行っており、ウェブマスターの中には自分のサイトの検索順位変動がパンダ・アップデートによるものと勘違いしているケースもあるそうだ。
ウェブマスターに対し、1つ1つのランキングアルゴリズムの動向に着目するのではなく、サイトを訪問するユーザ体験の改善をどうするかという点にフォーカスしたほうがよいだろう。
なお、あわせてGoogleは高品質なサイトの考え方についても言及しているので、あわせて参照してほしい。
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全くその通りです。とりわけ日本の場合、パンダ・アップデートにそれほど敏感になる必要はないと思います。いままで、SEOのためだけに特別な(検索アルゴリズムの脆弱性をつくような)手法をとってきたのでなければ、基本的に心配する必要はありません。逆に、グレー~ブラックハットな手法は、それを採用した時点で「いずれ通用しなくなる」ことは認識しているはずです。