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米Google、パンダ・アップデート 2.5.2 を実施

米GoogleのMatt Cutts氏が2011年10月18日、先週パンダ・アップデートを実施したことをTwitter上で明らかにした。同氏は10月13日夜に実施したとツイートしている。週末にはWebmasterWorldで多くのウェブマスターがパンダ・アップデートの影響について語っている。

@maheshhari late last night, yes.

https://twitter.com/#!/mattcutts/status/124905069748559872

Panda Update 1.0 2011年2月24日

Panda Update 2.0 2011年4月11日

Panda Update 2.1 2011年5月10日

Panda Update 2.2 2011年6月16日

Panda Update 2.3 2011年7月23日

Panda Update 2.4 2011年8月12日

Panda Update 2.5 2011年9月28日

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10月5日にMatt Cutts氏がTwitterで「次週にもPanda Update実施するよ、影響は前回よりも小さい(2%未満)とツイートしていましたが、そのアップデートです。

ちなみにパンダ・アップデートは騒がれていますが、要は「ユーザーの役に立たないコンテンツのページは検索結果で上位に表示しないよ」という当たり前のことにGoogleが取り組もうとしているだけです。

今まではゴミみたいなコンテンツでもSEOのノウハウを駆使すると検索結果の上位に表示させられたけど、それはちょっと難しくなるよというだけのお話にすぎず、その意味で今更パンダ・アップデートでどうこう騒ぐのも変な話だと私は感じています。繰り返しますが、良きコンテンツを提供することは、SEO云々抜きにして大事な、そして当然のことです。

しかし一方で、ランキングアルゴリズムで適切に評価されるならともかく、原因がよくわからない、コンテンツの品質的に問題がなさそうなサイトでもパンダ・アップデートの影響を受けてしまっているケースもあるのも事実なわけで、そこは注意を払わなければいけない。フラグを立てるのが難しいのですが、少し微妙なコンテンツやサイトアーキテクチャを持っている場合は意思決定をする必要があるかもしれません。ただ、英語圏と日本語圏で影響の度合いや範囲が違うと思うので、結局のところ、様子見するしかないんじゃないでしょうか。

SEO関連サービスを提供する側の人間は十分に関心持たないといけない話題ですが、一般の企業サイトのウェブマスターは、運営しているサイトの性格次第ですね。数多くの提携先サイトに同じコンテンツを配信するようなビジネス(ニュースリリースやディレクトリ系)や、データベースから自動的に情報引っ張ってきて構築されるサイトとかはあれですけど。

パンダ・アップデートに目を向ければこんな感じですが、Googleは毎年検索アルゴリズムを更新しているわけですし、それによって日本のどこかの大量のサイトがまとめてインデックスから消去されたりリンクが無効にされています。その毎年起きている日常が今回は「パンダ・アップデート」という名前を与えられることで注目されすぎているんじゃないでしょうか。実際、パンダ・アップデートとは関係ないところでサイト消されていますし。

(先週くらいにTwitterでツイートした内容を元に解説を追記しました)

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