米Googleウェブスパム対策チームトップのMacatt Cutts(マット・カッツ)氏は2013年10月4日、ウェブスパム排除を目的とした検索アルゴリズム更新「ペンギンアップデート 2.1」を同日実施したことを Twitter で明らかにした。検索の1%に影響するという。前回(同2.0)は5月22日前後だった。
前回(ペンギンアップデート2.0)は5月下旬に実施。いくつもリンクが羅列されただけのページに張られたリンクの無効化などが行われていた。
Penguin 2.1 launching today. Affects ~1% of searches to a noticeable degree. More info on Penguin: http://t.co/4YSh4sfZQj
— Matt Cutts (@mattcutts) October 4, 2013
ペンギンアップデートは比較的古典的なもの、例えば不特定多数のサイト同士の相互リンクや隠しテキスト、ワードサラダ(意味不明な日本語文章で構成されたサイト)からのリンクといった、明白なブラックハット手法を排除対象としている。このアップデートの影響を受けるようなサイトであれば、そもそものSEOの手法に大きな誤りがあると思われるので、万が一影響を受けているようであればSEOの考え方を改めることから始めてみよう。
応急措置としては、多くのケースでリンクが問題になっていると思われますので、nofollow を設置する、そのリンクを設置したSEO会社に依頼して外してもらう、あるいはリンクを無効にする通知を行うなどの対応が良いでしょう。