結論:「.みんな」ドメインだからSEOに有利になることはない
結論を先に言っておきますと、検索順位には全く、ぜんぜん関係ありません。
「.みんな」を管理するレジストリ会社・Charleston Road RegistryはGoogle子会社ですが、だからといって検索結果において「.みんな」を優遇する合理的理由は全くありません。
モバイルサイトがSEOで有利になる?.mobi問題
昔の「.mobi議論」の背景を理解して頂くと、gTLD関連のSEO視点の疑問は全て解消できると思いますので、簡単に紹介しましょう。
.mobi というsTLD は、モバイルサイト向けという触れ込みで登場しました。しかし Google や Bing は、.mobi ドメインで運営されているモバイルサイトを検索結果で優遇する方針は一切、取っていません。何故なら、ドメイン設立の理念や理想、目的は関係ないのです。
もしも.mobiドメインの運用規定が非常に厳しく、世界中のあらゆる .mobi ドメインサイトが本当にモバイル端末向けサイトとして運用されている実態があれば、検索エンジンもモバイルサイトの識別シグナルとして検討したかも知れませんが、現実はそんなことありません。つまり、検索エンジンが検索順位決定時に参照するシグナルを選定する時に重視することは、ネットにおける利用実態であって、その背後にある趣旨や目的ではありません。
従来は.comや.netなど20種あまりだったgTLDが、ICANNの大幅拡充方針により急激に増加しています。しかし、どのgTLDにおいても検索順位やSEOとの関係は先に述べたとおりです。「.careers」だから人材系キーワードで順位が上がりやすくなることもなければ、「.shoes」で靴屋さんのサイトが有利になることも、「.ninja」で忍者サイトの順位が上がりやすくなることはありません。
まとめ:「.みんな」と検索順位は一切関係ない
【まとめ】 検索エンジンは、検索利用者の検索意図に合致する、適合性の高い検索結果を表示したいと考えています。従いまして、検索順位決定時に考慮されるシグナルとは、そのシグナルの有無が何らかの評価軸として機能するかどうかにあります。この点において、「.みんな」とgTLDの使用有無自体は、サイトやページ、コンテンツの評価において何ら関連性がありません。Googleが検索上位に表示したいのは、利害関係にあるドメインのサイトではなく、検索利用者が満足出来るページです。
何度も繰り返しますが、「.みんな」ほか新gTLDはSEOにおいて一切、順位に影響することはありませんし、SEO的な効果も見込めません。SEO担当者はドメイン取得時に一切の考慮をする必要もありません。
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「.みんな」は米Googleのレジストリ事業子会社であるCharleston Road Registryが管理する新gTLDの1つです。こうした背景から、「Google関係のレジストリ会社運営のgTLDなら検索順位に有利に働くのではないか!」とウソをばらまくクソSEOコンサルタントが登場する予感がしたので、先に記事でまとめておきました。.みんなドメインだからSEOに効果的ということはあり得ませんの。騙されないよう皆さんご注意下さい。