米Wall Street Journal電子版2006年6月23日付け記事によると、米Googleが中国検索大手「百度」(Baidu.com Inc.)の全保有株を5月25日前後に売却していた。Googleが6月20日に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で明らかになった。
Google広報担当者は、独自で中国事業を成功させることが常に同社の目標であり、この目標に注力していると電子メールで回答している。
一時は百度の買収または戦略的提携も噂されいたGoogleだが、2006年4月12日に中国語の新ブランド「谷歌」を発表、CEOエリック・シュミット氏が今後数年間で数千人規模まで現地スタッフを増員する意向であることを明らかにしたほか、研究開発拠点の拡大を図るなど独自で中国市場を開拓する姿勢を鮮明にしていた。今回の百度株売却もその一環であろう。
Google Sells Its Stake In Baidu.com >GOOG BIDU
http://online.wsj.com/article/BT-CO-20060623-704297.html
cf.
Google、中国の検索会社Baiduに出資 :: SEM R
中国検索市場、トップ3は百度、Google、Yahoo! :: SEM R
グーグルのシュミットCEO、「谷歌」元年を宣言 [CNET Japan]
http://japan.cnet.com/column/china/story/0,2000055907,20101695,00.htm