マイクロソフトの検索エンジン・Bing(ビング)の検索結果画面に、数日前から一部変更が行われている。米国ではBingのアップデートが行われて、UIの改良や数々の新機能が追加されているが、その影響もあるようだ。
米国では、ユーザが簡単に検索対象の絞込みが行えるように、よく検索される分野をあらかじめカテゴリで表す「クイックタブ」が、従来の左上から画面上部の検索窓直下に変更された。この変更にあわせてBing日本版でも検索窓直下に新たな絞込みナビゲーションが表示されたが、この仕様が異なっている。
たとえば、「新垣結衣」と検索した時、従来であれば「赤い糸」「写真」など、新垣結衣という女優名と関連づけられる言葉がクイックタブとして表示されたが、検索窓直下は「ウェブ」「画像」「ニュース」「動画」と、いわゆる検索タブと同様の汎用的なものに変更されている。これは「沖縄」(地域ワード)や「ハイキング」「潮干狩り」(アウトドア)関連のキーワードでも同様で、米国版のクイックタブ表示位置相当の場所はすべて汎用的なものに置き換えられている。
一方で自然検索結果枠内は従来同様に、カテゴリ単位で検索結果が表示されており、たとえば先に挙げた「新垣結衣」の場合、最初の5件は「新垣結衣」に対する検索結果、以下、「新垣結衣 ブログ」(3件)、「新垣結衣 プロフィール」(3件)、「新垣結衣 写真」(3件)、「新垣結衣 公式サイト」(3件)となっている。ちなみに、この分類法も今回のタイミングでアップデートされた模様だ。