米comScoreは2011年5月11日、2011年4月の米国検索エンジンシェアを発表した。
2006年1月から2011年4月までの検索シェアの推移を、Google (青) Yahoo!(赤) Microsoft (黄)で示したグラフ。2010年8月以降、Yahoo!の検索シェアが低下する一方、Bingが上昇を続けている。
検索シェア最大のGoogleは前月比0.3ポイント減の65.4%。2位のYahoo!は0.2ポイント増の15.9%、Microsoft Bing も同じく0.2ポイント増の14.1%だった。2010年4月からの過去1年間の推移をみると、Googleが64.4%から65.4%(1ポイント増)、Bingは11.8%から14.1%(3.3ポイント増)と検索シェアを伸ばしたのに対し、Yahoo!は17.7%から15.9%と1.8ポイント減となっている。Yahoo!は2010年8月~9月のオーガニック検索の切り替え後から徐々に検索シェアを落としてきている点は興味深い。
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Yahoo!とMicrosoft検索事業提携合意に基づいて考えると、Bing自体の検索シェアが増えて Yahoo!の検索シェアが低下すると、TAC(トラフィック獲得コスト)の支払いも減り・・・。