SEMリサーチ

企業で働くウェブマスター向けに、インターネット検索やSEOの専門的な話題を扱います

[2] SEOを強化したい。TwitterとFacebookどちらが効果的か

これは外部イベントで講演など行った時によく尋ねられる質問なのですが…

SEOのために FacebookやTwitterというプラットフォームを利用するという発想自体が間違いですよね。SEO抜きにして「Facebook や Twitter を通じて、いったい何をしたいのですか?」という問いに答えられないのであれば、100%無駄になるか、単にスパムするための公式アカウントに成り下がってしまいますのでやめた方が良いでしょう。

実際、FacebookやTwitterに毎日、自社のセールスページへのリンクを含んだツイートを自動投稿したり、ネット上で話題になっている記事のタイトルと自社サイトへのリンクを含めたツイートをして「これがいま流行のSEOなんです」と勘違いしている人を見かけます。リンクを設置する場所として利用しているだけでしかない、こんなアカウントと誰が交流したいと考えるでしょうか。

SEO(検索)とソーシャルの融合という言葉がよく欧米の検索マーケティング業界で使われます。この言葉は「ソーシャルの存在を意識しつつSEOを遂行する」「オーガニック検索のことを意識しつつソーシャルメディアでの活動をする」という、互いに意識して相乗効果が生まれるよう運用していくという意味です。つまり、SEOを使ったマーケティング目標、ソーシャルメディアを使ったマーケティング目標、それぞれが設定されていることが大前提で互いにシナジーを作り出すようにする、という話です。

SEOのためだけに Twitter や Facebook アカウントを開いたところで何をしたらいいのかわからないので、結局、中国から「いいね」や「フォロワー」「Google+1」などをお金で買ってきて、順位を上げたいページをひたすら自動投稿するだけの日々を過ごすことになるでしょう、某SEO会社みたいに。そんな無駄なことする必要はありません。

というわけで、ソーシャルメディアで何したいのかを明確にすべきお話です。

COPYRIGHT © 1997-2020 渡辺隆広(わたなべ たかひろ) ALL RIGHTS RESERVED.

SEMリサーチ(www.sem-r.com)に掲載している文章及び図版の無断使用及び転載を禁じます。著作権侵害行為には厳正に対処します。

免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。