SEMリサーチ

企業で働くウェブマスター向けに、インターネット検索やSEOの専門的な話題を扱います

Google、ガイドライン違反警告メールの送信を再開

米Googleは2007年8月30日、ウェブマスターガイドラインに違反したサイト運営者に対するメールによる警告メッセージの送付を再開することを明らかにした。

Googleは2005年後半より、ガイドライン違反のサイト運営者に対してメールで警告メッセージを送付することを開始した。例えば、隠しテキストや隠しリンクを使って不正にランキングを操作しているウェブマスターに対して、一定期間内にその行為をやめないとGoogleインデックスから削除する旨を知らせていた。

しかし、ドイツを中心に偽の警告メッセージの送信者が現れたことからGoogleはメールでの警告をやめて、かわりにウェブマスターコンソール(サイトマップの管理画面)上でのメッセージ送信に切り替えた。ウェブマスターコンソールはウェブマスターの認証を受けているため安全であるものの、これを利用していないウェブマスターには知らせることができないという欠点もある。

そこで結局、Googleはメールによる警告メッセージ送付を再開した。なお、Googleはこの警告メッセージには添付ファイルはつけないとしており、ウイルス感染をねらった悪意ある偽の送信者に注意するよう呼びかけている。

Update on penalty notifications [Google Webmaster Central Blog]

http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2007/08/update-on-penalty-notifications.html

cf.

米KinderStart、検索結果から外されたとGoogleを提訴 :: SEM R

COPYRIGHT © 1997-2021 渡辺隆広(わたなべ たかひろ) ALL RIGHTS RESERVED.

お問い合わせ(お仕事の相談、講演依頼など)

SEMリサーチ(www.sem-r.com)に掲載している文章及び図版の無断使用及び転載を禁じます。著作権侵害行為には厳正に対処します。

免責事項:SEMリサーチは、本記事中で触れている企業、商品、サービスの全て(情報)について、有用性、適合性、正確性、安全性、最新性、真実性に関する一切の保証をしておりません。各自の判断でご利用下さい。