Google 2010-2019
2014年に Google が公表した検索アルゴリズム更新・変更発表のまとめ。
Googleローカル検索アルゴリズムのアップデート。Venice(ヴェニス/ベニス)はウェブ検索結果のローカライズ(検索利用者の現在地に基づいたパーソナライズ)、ピジョンはローカル検索ランキングがウェブ検索のランキング技術の多くを活用することで地域情報…
2014年7月に米国で実施された地域情報検索のアルゴリズムアップデート「ピジョン」(Pigeon)が英国、カナダ、オーストラリアにも広がる。
グーグル、ローカル検索結果の品質改善を目指したアルゴリズム更新を実施。Google公式の名称はないが、後日の参照のために業界では「ピジョン」(鳩)と名付けられた。従来のアルゴリズムとローカル検索アルゴリズムとの統合深める。
2012年2月発表の Google Venice Update が日本でも目視確認。「バイト」「宅配弁当」などローカル性質をもつキーワードで検索した時に、検索者の位置情報に関連するリンクを優先表示するようになった。
Google ペンギンアップデートは、継続的に更新適用されるように切り替えられた。今後は特にペンギン適用時点が公式発表されることなく、日常の検索順位のライブ更新の過程で適宜同アルゴリズムが適用され続けるようになる。
Google News スペイン語版の閉鎖が決定。同国で施行される改正著作権法により、ニュース検索結果に記事の一部でも引用する場合はライセンス料を支払う必要が生じるため。
モバイルフレンドリーであることを示す「スマホ対応」(Mobile-friendly)ラベルが米国外でも表示されるようになった。
欧州連合のデータ保護当局が、グーグルら検索エンジンに対して「忘れられる権利」を欧州域外の検索サービスにも適用することを求めるガイドラインを発表。同権利の適用を現行のEU域内検索エンジンだけでなく、.comなど他国にも広げて問題のプライバシー情報…
グーグルがポーランド国内で提供される複数のリンクネットワークに制裁(ペナルティ)を科して、検索順位に影響を与えないように対策したことを Twitter で公表。
グーグルが Keyword Plannner に入札金額や予算変更時に広告のパフォーマンスがどのように変化するかを予測する機能を追加。
スマートフォン端末で快適に閲覧出来るウェブページに「スマホ対応」(Mobile-friendly)の記載が検索結果画面で行われることが発表されたが、早速米国内で表示が開始されたことを確認した。
Google モバイル(スマホ)検索結果の画面下に同社ロゴが掲載されるようになった。
米グーグルニュースがユーザーの興味関心に合致したニュースを表示する専用セクション Suggested for you を追加。セレンディピティとニュース鮮度を提供する。
グーグルナレッジグラフのボックス内に、Google+以外のSNSアカウントを表示するように変更された。Twitter, Facebook, MySpace などのアイコンが一部の人物・グループ名検索クエリで表示される。
Google、モバイル対応したサイトには Mobile-friendly と検索結果でテキストラベルを表示することを決定。正式導入。
グーグル、モバイル環境でも快適に閲覧できる、「モバイルフレンドリー」という基準を検索結果に反映していくことを明言。試験を行っている。
Google Developers (英語)でモバイルでのエクスペリエンスを考慮したウェブサイトを構築するためのガイドが公開されている。
米CoastNews.com が不当に検索順位を落とされたとして訴えていた訴訟で、米カリフォルニア州裁判所は、憲法修正第1条のもと、Google は自由に検索結果を表示する権利があるとの判決を出す。
グーグル、宿泊施設や飲食店、エンターテイメントなどの地域情報結果を表示する時に採用してきたカルーセル UI を廃止した模様。
グーグルがモバイルの検索アプリを刷新。Android Lollipop 向けを中心とした機能強化。
グーグルが2014年10月に実施したペンギンアップデートは、11月3日現在もまだ更新適用中とコメント。随分と時間をかけてアップデートを行っている模様だ。
Google、社名や商品名で検索した時に、同カテゴリの関連企業・商品へのリンクをカルーセル UIで自然検索結果上部に表示するようになった。
スペイン、既存メディアを守るため新しい著作権法案を可決、ニュース記事へのリンクとスニペット(引用、抜粋)を掲載する時に利用料徴収へ。Googleニュースを標的としたもの。
Googleニュース掲載新聞社や雑誌社向けのウェブマスター管理ツール「Google News Publisher Center(ニュースパブリッシャーセンター)」が米国以外でも利用可能に。イタリア、スペイン、ドイツほか。
Flash多用ページがモバイル検索結果に表示された時に警告メッセージがスニペットに表示される機能。米国、スペイン、英国、日本と徐々に拡大していたが、今回は非英語圏の対象言語拡大。
Googleがモバイル対応のユーザビリティの診断レポートを提供開始。ウェブマスターツールから利用出来る。ユーザビリティ上の問題点を指摘してくれる。無料。
グーグルのインデクシングシステムがモダンブラウザのようにウェブをレンダリングに基づいたシステムに変更されたことで、そのレンダリングを行うために必要な CSS や JavaScript ファイルへもクローラ Googlebot がアクセスできるよう確認することをガイド…
グーグルがマテリアルデザインを使った検索結果をモバイルでテスト。
グーグル、ペンギンアップデートは全世界で適用、影響は米国内英語検索結果の1%未満のクエリ程度、ロールアウトされたものの完了まで数週間かかる見込みであると説明。